Monday, September 04, 2006

やっとまともな生活になってきた。
朝夕に散歩に出掛ける余裕も出てきた。
明日からクラスが始まれば
こうもしてられないのかな。

こちらでの生活、早くも2週間が過ぎて
少し変化があった。
よく空を見てしまう。
デ、デカい・・・
そういえば周りに高い建物がなかったり、
山もないせいか、
普通に歩いていても、視界に空が入る。

日本だと、なにやら看板だったり、
ごっちゃごっちゃ建物だったり、
すれ違う人や車も多いし、
とにかく常に脳みそが刺激されながら、
歩いている。
だからみんな疲れて見えるのか。
いっそのこと家の中にこもってたほうがいいとさえ思う。

でもこっちにきてから、
どうも外に出ずにはいられない。
目に飛び込んでくるのは、
ごまかしの街路樹なんかではない。
そもそも木が等間隔に並べられていることに
不自然さを感じなかったこと、
そんな自分が恥ずかしくさえある。

僕の視界にあるのは、
そんな緑と、
おっきなそらの青。
青いんだけど、
そのどこをとっても他の青とは違って、
時々雲なんかがあったりして、
その雲も同じ形を留めてなくて、
空の向こうからふわふわ浮いてきては、
反対側に見えなくなっていく。

福岡が好きだ。
でも、空を見るとき、
首を90度曲げて、
空を見上げてた。

今、空が目の前にある。
そのことが当たり前な生活。
それもまた良いと思う。

8 comments:

Anonymous said...

きみのブログは
絵のない絵本
みたいでいいね。

Anonymous said...

見上げることのない空かぁ…
ちょっと違うけど、私が思ったのは頭上に電線がひしめきあってない空ってなんて開放的なんだろうってこと。

ゆっきぃ said...

シンシナティのおうちの周りはまったく電線がないのに気づいたかな??電気は全て地下に埋設なんだよ。景観に配慮して。だから洗濯物も干せないし、プールも木で囲わないといけない決まり。

Anonymous said...

ブログみました。
おしえてくれてありがとう。

とても君らしい文章だと思いました。
僕なんかが言うのもヘンですが、すごいお上手
ですね。
これからも楽しみにしてます。

そちらでも健康に気をつけて、ぼちぼち走ってい
ってください。

そして、幸福を。

Anonymous said...

言われてみれば、確かに。でもそういう決まりがあるとは知らなかったよ。
私としては日干しが出来ないなんて耐えられないけどなぁ…今まさに乾燥機の生活なのでおひさまの匂いが恋しい(笑)

Anonymous said...

兄やん久しぶり☆いもやんの中で一番小さい奴です。
相変わらずまっすぐ前見て歩かない子やね(笑)私は壱岐の青が好きだよ。空と海の青がつながって、時間がゆっくり流れていくあの小さな島が好きだわ。いつか兄やんの見ている見上げることのない大きな空を見てみたいな~。

Anonymous said...

ゆっきぃ久しぶり!!!!
ゆっきぃの文章はその場の空気まで伝わってきますな☆
間違いなくマイナスイオン出してるよ笑
素敵なページをありがとう(^^)

そっちの空・・大きいんだろうなあ。
同じ地球の空なのに見方が違えば、感じ方も変わるね。
ぜひ見に行きたい。
この夏は京都のお寺の枯山水を二つ見てきました。縁側に座り、室内の畳のひんやりとした空気を感じつつ、ぼ~っと庭と空を眺めてました。縁側の良さを再認識。
あれは大事な場所ですな。家という「内」と
庭や空といった「外」のつなぎ目・・
考え事をするには最適です。
とくに煩悩だらけの私には笑。

ゆっきぃ said...

>小幡さん
いや~ぼちぼちですね笑
最近やっとまともな生活ですよ。
とりあえず授業が始まったので、
暇はしてませんが・・・
いつか遊びに来てくださいよ~
>ふなこ
いや~そうなんよね。お日様の匂いがする~
ってはちゃいだ小さい頃の記憶・・・
ってか一日の天気の移り変わりが激しいっちゃけど。秋だからかね
>妹よ
島っ子やったのぅ。そう、よく漫画とかであるみたいな島?あの砂がモリってなってて、やしの木が一本みたいな。あゆとこだと面白かろうね。壱岐には行ったことないがの。地図で見ても見えんっちゃもん・・・
>みみこ
愛をこめて笑
こちらこそありがとう。
日本の文化だよね。庭園とかってのも自然と共存なんて考えてなくて、囲いの中にいかにでっかい自然を、世界を取り込むか。
枯山水とか究極よね。
だから庭ってのは
ヨーロッパの庭園とかとは全く違って、
外でなくて内なんよね。
縁側ってのはほんと、
良い仕事してるよ。