Sunday, January 07, 2007

Bottle Rocket


Wes Anderson初期の作品。

1996年。

Owen Wilsonのデビュー作品。

僕は彼の映画の中における時間の流れが大好きだ。
彼の作品は、個々のシーンがメッセージを持つことはない。
でもその一つ一つが何か色を持っていて、
時にはそれが形になって、
Anderson自身のココロを暗示する。

何か最後に予想外な展開になるのだろうなぁ、
そういった運びもまたいいと思う。
そして期待を裏切らない。
映画の途中で、何かが喉の奥につっかえてるんだけど、
最後のシーンになると、すっとする。

この初期の作品においては、
まだぎこちない展開であるため、
全ての固体がラストシーンで収束しきれないが、
とてもいい映画だった。

派手なアクションもない。
甘いロマンスだってない。
でも、日常のように描かれる「非」日常。
そこに交錯する感情。
でも皆何かしら1つの共通するものを持っている。
なにか大きな・・・それが目標であれ、夢であれ、また別のものであれ、
彼の映画は、僕が忘れかけていたような、
その何かをいつも考えさせてくれる。

何かおススメの映画情報あれば、
よろしく。

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