Monday, November 06, 2006

Better technology? Better quality?


前々回あたりに書いた
Indoor air pollution の問題。

いちおう一般的な情報に
言及するに留めたが、
僕が考える環境(問題)ってものからすれば
あんなものは全く必要ない。

今僕らが必要とする環境政策っていうのは
産業においてであって、
個人の生活うんぬんではない。
発展途上国に対する
技術の提供。
考えただけでも
おそろしい。

人間は道具を発明して以来
爆発的に人口を増やした。
食物連鎖の頂点に
躍り出ると、
自然を支配し、
当然の結果である生態系の
アンバランスに怯え、
さらに技術をもってして
現状を乗り切ろうとする。

保護なのか、再生なのか、リハビリテーションなのか、
まずはっきりしない。

先進国は
発展途上国に、
富裕層は
貧困層に
その価値を押し付ける。
そして、
美しいものを
破壊する。

太陽光を例にすると、
そういったものが途上国
貧困地域に普及して、
いわゆる
Indoor air quality
が改善されたとして、
その後の影響にまで
先進国は責任を負うのか?

もし負うのであれば
どうぞ、と言いたい。

しかし現に
先進国はその技術をもってして、
発展途上国の
栄養事情を、
医療の質を、
ぐんぐんと同レベルまで引き上げて、
高出生率、
低乳幼児死亡率を実現し、
平均寿命もうなぎのぼり、
そんな社会を作り上げた。

人口爆発
そんな言葉を教科書で見た。
原因は・・・なにやら
難しい言葉を並べているが、
はっきりと先進国の
無計画、
自己満な
環境政策の
結果だと言ってくれればいいのに。

でたらめな数字を
目標に掲げて、
それを達成することで
自己満足に浸る。
内の目を
外に向けさせる。

彼等は
ずぅっと昔から
同じ生活をしてきた。
そこに突然
横文字でよくわからん
組織の人間がジープに乗って
やってくる。

薪を使うのは
非常に健康に悪いと
急に見知らぬ人間が
彼等の健康の心配をする。
よくわからないからというと、
今度はCO2がなんとか、
先進国ではどうのと、
わけのわからんことを
延々と説明する。

結局
言われるがままに。

しばらくすると、
森は焼いたらだめだ、
この動物は
殺しちゃいかん、
この水はだめだ、

更には
ここに住め、
これを食べろ、
この道具を使え、

人々は
混乱して
どうしていいのかわからない。

ただ
言われるがまま。

世界の人口は65億を軽く
超えてしまい、
その人口を十分に
養えてない。
昔、そんなアンバランスさを
表した世界地図が
あった。
そんな気がする。
なんともおかしな地図だったなぁ。

環境を考える時、
先にも述べたように、
保護なのか、
再生なのか、
リハビリテーションなのか、

そして
全体なのか、
地域なのか、
個人なのか、

まずはっきりさせる必要がある。

そして、
特に
地域や個人といった
小さな単位になればばるほど、
将来的に
数字(量)における目標は
達成したとしても
質において、
悪化させる
そんなリスクが非常に多いことを
頭に置かねばならない。

人間が
何かを諦めることが
出来るたびに、
少しずつ
地球は美しさを取り戻すのかもしれない。

それが環境問題に対する
僕らができる、
そしてもっとも効果的な
ことなのかもしれない。

でもそれには
相当の覚悟がいる。
きっと僕には
無理だろうなぁ。

そんなことを考えると
外が明るかった。
今こうして
一杯の熱いコーヒーを
飲めるのは、
過酷な環境で
豆を育ててくれる人がいるから。

3 comments:

Anonymous said...

便利な今の生活を諦めるのは・・・ほんとなかなか難しいですね(笑)
てか。コーヒー美味しそぉですねvvv

Anonymous said...

だから、コーヒーは苦いんでしょうか。

ゆっきぃ said...

>あっこ
人間はなんて貪欲なんでしょうかね。
コーヒー・・・これは福岡ですよ。ね、ちょっと探せば周りにいっぱい良いものがある。
>まゆみ
うまいね!
その感覚大事にしときぃよ!!