Friday, November 24, 2006

HAKATA JAPAN


うつくしきもの、瓜にかきたるちごの顔。すずめの子の、ねず鳴きするにをどり来る。
二つ三つばかりなるちごの、急ぎてはひ来るみちに、いと小さき塵のあり けるを、目ざとに見つけて、いとをかしげなる指にとらへて、おとななどに見せたる、いとうつくし。
かしらは尼剃ぎなるちごの、目に髪のおほへるを、かきは やらで、うちかたぶきて、ものなど見たるも、うつくし。  
大きにはあらぬ殿上童の、装束きたてられてありくも、うつくし。
をかしげなるちごの、あからさまに抱きて遊ばしうつくしむほどに、かいつきて寝たる、い とらうたし。
雛の調度。蓮の浮き葉のいと小さきを池よりとりあげたる。葵のいと小さき。なにもなにも、小さきものは、みなうつくし。
いみじう白く肥えたるちごの、二つばかりなるが、二藍のうすものなど、衣長にて、たすき結ひたるがはひいでたるも、また、短きが袖がちなる着てありく も、みなうつくし。
八つ九つ十ばかりなどの男児の、声はをさなげにて文読みたる、いとうつくし。
にはとりのひなの、足高に、白うをかしげに、衣短なるさまして、ひよひよとかしがましう鳴きて、人のしりさきに、たちてありくも、をかし。
また、親の、 ともにつれてたちて走るも、みなうつくし。  かりのこ。瑠璃の壷。

かわいかもんは、うりに描いとー子供ん顔。
すずめん子のねずみのごたー鳴きながらはねてくるともかわいかね。
2つ3つばかしのこどもの、いそぎながらはって来よーときに、小さかほこりんあるとば、よー見つけて、
これまたかわいか指でつまんで、大人に見せとーとも、ばりかわいかぁ。
頭ば尼そぎにしとーこどもの、目に髪がかかっとーとを、はらいもせんで、首ばかしげて、物を見とーと、かわいかぁ。
そげんまだ大きない殿上童ん、装束ばきてからあるくとも、見よってかわいか。
・・・・

あ、枕草子のうつくしきものを博多弁訳しようとアホなこと考えながら
途中でわからんくなってしまった。想像はできるが、ウソはかけないし。
まあそれだけヒマってことだろうか。やばい、空の色がやばい。

3 comments:

Anonymous said...

博多っ子だけど、博多弁が分からない………(泣)
写真綺麗ですねv空の青色と太陽のオレンジ色が入り交じってて(^0^)

ゆっきぃ said...

最近どうも納得のゆく写真が撮れないとですよ。スランプでしょうか笑 忙しさのあまり周りが見えてない証拠でしょうがね。博多弁・・・受け継いでください。

Anonymous said...

忙しいときこそ、深呼吸して日常の景色をじっと見つめてみる………何か新しい発見に出会えるかも!!です(笑)
博多弁は…………教えて下さいな(笑)v